時間とともに推移する数値は、いくつかの要因の影響を受けた結果として出現する。次のように要因がある。
◆傾向変動(Tt) ・・・ 長期にわたる傾向変動
◆循環変動(Ct) ・・・ 数年を周期とした循環変動
◆季節変動(St) ・・・ 1年を周期とした季節変動。(周期が月や週など短いものも含む)
◆不規則変動(It) ・・・ 短期の振れ幅の小さい不規則変動。
原系列=Yt とすると
加法モデル
乗法モデル
混合モデル
変化率は、伸び率、増加率などとも呼ばれる。
◆変化率p ・・・
比較時点 ÷ 基準時点
または
(比較時点 - 基準時点)÷ 基準時点
◆平均変化率 ・・・ 変化率の平均を求めるときは、幾何平均を用いる。
(比較時点/基準時点)の 期間乗根
10個データがあれば、(10個目/1個目)^(1/9)
(伸び率1×・・・×伸び率n)^(1/伸び率の数)