t検定

t検定・・・平均値を比較する たまたまか? 意味のある違いか?

 

「対応のあるデータ」・・・一対の標本(対象が同じ、事の前後で比較)

 

「対応のないデータ」・・・F検定の結果、いずれかの検定方法をとる

               ├─等分散と仮定した2標本による検定

               └─分散が等しくないと仮定した2標本による検定

 

F検定の結果

   P(F<=f)片側  に注目する

     └これを2倍して両側にする。

         ├─0.05より大きい = 分散が等しい

         └─0.05より小さい = 分散が等しくない

 

t検定の結果

   P(T<=t)両側  に注目する

      ├─0.05より大きい = 意味のあるさとは言い切れない

      └─0.05より小さい = 意味のある差

 

2つの変数間で平均の差が設定した0などであるという帰無仮説を検定します。

帰無仮説(H0):平均の差はない(0である)

対立仮説(H1):平均に差はある

 

この例では、P値が設定した0.05よりもはるかに小さく、

またt値の絶対値はt境界値よりも大きいことから

統計的に高い有意性をもって2変数の平均値の差が0とは言えないことを示しています。

 

 P値 < 棄却域の確率(0.05など) 

 P値 > 棄却域の確率(0.05など)  

 帰無仮説を棄却(平均に差はある)

 帰無仮説を棄却できない(平均に差はない)

 t境界値 < t値の絶対値  頭でっかち型

 t境界値 > t値の絶対値  雪だるま型

 帰無仮説を棄却(平均に差はある)

 帰無仮説を棄却できない(平均に差はない)