80年代以降の古典派
古典派はレッセフェール(放任主義)と批判されたが、
マクロ経済学に自由競争市場が帰ってきた。
予算制約式 : 消費 + いくら残すか = 総所得
Ct + At =(1+rt)At+Wt+πt
Ct:t期の実質消費
At:t期首の実質純資産
rt:t期の実質利子率
πt:t期の実質利潤
t期での生涯効用
Ut=u(Ct)+βu(Ct+1)+β2u(Ct+2)+β3u(Ct+3)+・・・
時間選好率:主観的割引率
β = 1/(1-ρ)
t期での最適消費計画
t期以降の予算制約を満たす中で、期待生涯効用Et[Ut]を最大化する消費計画
1950年代 モジリアーニ による仮説
現在を1期、R機まで働き、N期末に一生を終えると予測。
現在実質資産をa単位持ち、R期までyで一定の実質所得が得られるとしたとき、
生涯を通じて安定的に消費するには?
※ケインズ型消費関数に似てるが異なる!
恒常所得
トレンド上の所得 ⇒ 「初期資産+現在所得+将来所得の割引現在価値」の総額の期待値
変動所得
トレンドから乖離した所得
消費の恒常的所得仮説
消費は恒常的所得によって定まる。変動所得では変わらない。とする仮説。
価値関数
ベルマン方程式
最初の経由地の各候補から地点Bまでの最適経路を求めておけば,
地点Aから最初の経由地までを最適化するように最初の経由地の候補を選ぶことで,
地点AからBまでの全体の経路が最適化される。
今やるべきことは地点Aから最初の経由地までを最適化する、となる
【ファクト9.1】
最適消費計画の1階条件:オイラー方程式