【完全競争】competitive market:
【平均収入】Average Revenue(AR):
総収入を販売量(Q)で割ったもの。AR = TR/Q
【限界収入】Marginal Revenue(MR):
1単位多く販売することによる総収入の変化分。MR = ΔTR/ΔQ
市況が悪いため一時的に生産しないという短期の決定。
収入が可変費用よりも小さいとき、企業は操業を停止する。
TR < VC : 操業停止
P < AVC : 操業停止
操業停止しても固定費用はかかる。
Sunk cost:すでに投下されて回収できない費用。
意思決定の際に無視する。
固定費用は短期的にはサンク(埋没)しており、生産量の決定の際に無視しても問題はない。
例)居酒屋がランチを続けるかやめるか。
⇒やめても家賃や厨房設備のリース料は同じ。埋没しているので短期的にはサンクされている。
操業停止と異なるのは、固定費用も節約できる。したがって企業は、
収入が総費用を下回るとき、市場から退出する。
TR < TC : であれば退出
P < ATC : であれば退出
利潤 = (P-ATC) × Q
参入と退出のプロセスは、平均総費用と価格は等しくなったときにのみ終了する
•市場に残る企業の経済学上の利潤はゼロになる(P= ATC)
なぜ競争企業は利潤がゼロでも事業を続けるのか
⇒総費用はすべての機会費用を含んでいるため、
経済学上の利潤ゼロは、会計上の利潤は正となる。