ミクロ経済学→相互依存と交易からの利益

比較優位=特化をもたらす力

【絶対優位】:

ある財の生産性に基づく生産者間の比較。

ある財を生産するとき、より少ない投入量で生産できる者は絶対優位を持っている。

 

【比較優位】:

ある財の機会費用に基づく生産者間の比較。

交易の利益は、これに基づいている。

 

【機会費用】:

あるものを手に入れるためにあきらめなければならないもの。

 

1つの財の機会費用は、もう1つの財の機会費用の逆数となる。

∴一方の人が両方の財について絶対優位を持つことはできるが、

 一人で両方の財の比較優位を持つことは不可能。

 ここに交易の便益がある。

 

例)農夫と牛飼の寓話。 ココナッツ集めと魚釣り。

 

取引の値段

両者が利益を得る取引の価格は、両者の機会費用の中間にある。