環境経済論

環境経済学の誕生

 * 環境問題の深化

 * 市場機構の限界(市場の失敗)

 * 社会厚生(Social Welfare)

 * 経世済民(世を経て民を済う)

 * 人類社会の持続可能性

 * 応用経済学としての環境経済学

 

 

「環境/経済学」と「環境・経済/学」

 * 環境/経済学   Environmental Economics

 

 * 環境・経済/学  Studies of Environment and Economy

 

  * 環境思想と経済思想 

 

 

人類史と環境

狩猟・採集から牧畜・農耕へ

 * 近代化以前の環境問題

 * 環境史の貢献

    ジャレド=ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

    クライブ=ポンティング『緑の世界史』

 

近代化と環境問題

① 産業公害

  被害:地域限定(ローカル)

  原因:特定(点汚染源)

   →ローカル政策で対応可能

   →対処療法的政策でも一定の効果

 

② 都市公害

  被害:地域限定(ローカル)

  原因:多数の悪意なき環境負荷行動

   →都市システムの改善

   →まちづくり,環境アメニティ

 

③ 地球環境問題

  被害:地球規模(グローバル)

  原因:多数の悪意なき環境負荷行動

   →文明の在り方の見直し

   →持続可能な社会システム

 

  産業公害 都市公害 地球環境問題
被害 地域限定 地域限定 地球規模
原因 特定(点汚染源) 都市システム 社会システム
対応

ローカル政策で対応可能

対処療法でも一定の効果

都市システムの改善

街づくり、環境アメニティ

文化の在り方の見直し

持続可能が社会システム