の諸問題について多角的に論じる。
多様な人間活動が立地をつうじて相互に補完することで生じる、
経済の諸事象の空間的配置を説明し、都市、地域、国際間の
空間経済システムのダイナミックな変遷を分析する分野である。
問題意識として、空間的格差、不均等な経済発展、がある。
経済活動の空間性(例えば、地域間格差、都市・ 農村、空間的分業)
とは何かを明らかにする経済学の一分野。
<演繹的な方法>:理論・モデル指向
<帰納的な方法>:フィールドワーク(現地調査)指向
(経済的)効率性←<現実の問題群>→(社会的)公正性
効率性を重視
→市場メカニズムを重視、規制緩和もしくは規制撤廃、競争性を重視、参入と退出の促進
公正性を重視
→規制や法制度による行動抑止、公共投資の重視、社会インフラの整備、セーフティーネットの整備、社会福祉政策の強化
空間格差是正のための政策は必要か否か?