統計調査士 → 調査の基本的知識

調査の5段階

◆調査の企画

 ・調査目的/集計内容/調査事項の検討  

 ・調査方法/調査事務/実施体制の検討 (試験調査の実施)

 ・実施方法の策定(調査全体の事務内容や事務日程を立てておく)

 

◆調査の準備

 ・調査票の設計(専門用語を避け平易でわかりやすい言葉。わかりやすく答えやすいものから最初に配置)

 ・統計書類の作成/調査体制の整備

 ・調査員への説明

 

◆調査の実施

 ・調査対象の把握、調査票の配布/回収

 ・調査書類の検査/提出

 

◆審査・集計

 ・調査票と関係書類の審査

 ・調査票の内容の入力、結果の集計

 

◆結果の公表

 ・集計結果の分析

 ・結果の公表、報告書の作成

 

 

産業分類

日本標準産業分類・・・各事業所に適用することになっている

 ・設立準備中:開始する予定の活動内容によって決定

 ・休業中/清算中:休業や清算に入る前の活動内容によって決定

 ・季節によって転換する場合:主要な活動内容によって決定

 

 ※国または地方公共団体のうち、立法/司法/行政を行う機関は「公務」に分類

  その他の機関は行う業務によって決定

 

 

 

◆事業所の数え方

  場所的単位・・・本社、支社、営業所は、別の事業所

  単一の経営者

 

 

◆全量調査の意義

  標本調査は調査対象を選定するために母集団情報が必要となる。国勢調査や経済センサスといった全量調査が

  標本調査の母集団情報として用いられることが多い。

   個人や世帯を対象とする標本調査であれば、国勢調査の結果を母集団情報として用いる

   企業や事業所を対象とする標本調査であれば、経済センサスの結果を母集団情報として用いる